沖縄の基地負担軽減策に米国も知恵を
菅首相は、オバマとの会談で、普天間基地移転問題で、辺野古移転の米国との合意を実施することを確認した。
これは、自民党時代の合意に続く2度目の合意だから、これに従うより仕方がない。
しかし、中国の軍事力の急速な拡大や北朝鮮の不穏な動きをみると、日米同盟の強化の必要性は益々高くなるばかりであろう。
ということは沖縄の米軍基地は、永久化することを意味することになり、沖縄住民の苦難も永久化することになるのだ。
こんなやりきれない気持は、筆舌に尽くせないものがあろう。
この苦難は大幅に軽減されねばならない。それこそ人道上の深刻な問題なのだ。
こうなると、米国も、「日本を守ってやるのだから、我慢しろ」とばかりは云っていられないはずである。沖縄基地を永久化させることが、米国の世界戦略にとっても必要なら、なんらかの負担軽減対策を講じることが同盟国としての義務である。
村上新八
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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