このシナリオは、どうも、可笑しい。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100527/k10014732231000.html

宮崎 食肉処理に8か月以上
5月27日 19時26分
宮崎県で「口てい疫」が広がっている問題で、国の対策では、感染が発生した農場から10キロから20キロ以内の地域にいる牛や豚を早期に出荷する計画ですが、食肉処理場の能力が足りず、現状ではすべて出荷し、処理するのに8か月以上かかる見通しであることが、農林水産省の調べでわかりました。

口てい疫の国の対策では、感染が発生した農場から10キロから20キロまでの地域については、牛や豚をなるべく早く出荷してもらい、家畜がいないようにして感染拡大を防ぐことにしています。この地域には豚が3万頭余り、牛が1万5000頭程度、飼育されているということで、農林水産省と宮崎県では、出荷された牛や豚を肉に加工する作業を20キロ圏内の日向市と都農町にある2か所の食肉処理場で行うことにしています。農林水産省によりますと、このうち豚については、食肉処理場で加工できる能力が1日当たり1500頭余りあり、今後、20日前後で終えられそうだということです。しかし、牛の加工は1日およそ60頭しかできず、現状では、対象となる牛すべてを加工するのに8か月以上かかることがわかりました。さらに、牛の加工を行えるのは、都農町の食肉処理場だけですが、この施設は10キロ圏内にあり、口てい疫の発生後閉鎖していた影響で、作業はまだ再開されていません。このため、農林水産省や宮崎県では都農町の食肉処理場の再開を急ぐとともに休日も加工を行うなど作業効率を上げて対策を急ぎたい考えです。

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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100524/k10014632541000.html