新党「立ち上がれ日本」が結党宣言を行なった。
 「平均年齢は70歳だから」とか「平沼と与謝野は政策でも正反対だから」などと言われるが、これは全く関係ない。
 中身が古臭く、今の政治、社会感覚からは全くズレているからである。
 日本はだめになってしまうという平沼の言い分は、
・外国人に地方参政権を与える
・国立の慰霊地を造る
・選択性夫婦別姓を認める
というような政策が国を亡ぼす、というのだが、感覚的に30年以上後退している。
 また、新政策の眼目として「景気対策」を上げるのは良いが、「自主憲法制定」は、全く緊急性のないものである。
 こんなものでは、第三極としてのイメ−ジも全くないし、参加しようとい吸引力があるはずがないから、年内に立ち腐れることは間違いあるまい。
 この5人は、後進に道を譲って、政界引退すべきである。
 村上新八