真木子です。

『レスキューファイアー』最終回は見そびれました。というか、最終三部作ひ
とつも観てないや。
出張先の広島では土曜朝7時に46話を放送してましたが、次は月曜日に放送
だって。


第28話「Dが見ていた/決死のツインマキシマム」

○前回の続き
フィリップの制止を無視して放ったツインマキシマムの炎を、冷気で迎えうつ
ウェザー・ドーパント。
変身が解けて倒れる翔太郎。
ウェザーはまだ立っている。陰から見ていた冴子、感嘆。
そのとき闇が周囲を包み、テラー・ドーパントがウェザーをお茶に誘って、共
に消えた。

「なぜあいつが僕たちを助ける」

翔太郎を抱き起こす亜樹子。「なんでこんな無茶したのよ!」
「照井の泣き顔見てたら、体が勝手に動いちまってさ。こいつも今じゃあ、俺
たちの仲間だしよ」
自業自得だという照井の言葉はスルー。
「あとは頼んだぜ! 照井。リリィのこと、助けてやんなきゃなぁ。俺たちは、
この街の……仮面ライダーなんだからさ」
気絶。
「ドーパント女の心配まで……。バカが」

怒るフィリップ。

○鳴海探偵事務所ガレージ
ガイアメモリのダメージは普通の医学では治療できず、本人の回復力を信じる
しかないという。
フィリップは、リリィ白銀を救う方法を実行できるのはアクセルだけなのに、
それを断った照井に怒っている。
「そんなことより、井坂の居場所を検索しろ」
「誰のせいで翔太郎が倒れたと思っている! この街にいる仮面ライダーは、
いま君ひとりなんだぞ」
「俺の復讐が先だ」
「君にとって仮面ライダーとは何なんだ!」
フィリップを殴り倒す照井。
「俺に、質問するな」

○白銀家
準備をしながら、ふらつくリリィ。
「おかしいな。消えてない時も、すっごい疲れる。……でも、やらなきゃ」

○園咲家、ディナー
「過剰適合者、と私は呼んでいます、時たま現れる、メモリとの相性度が異常
なまでに高い体質の人間を」
フォークを置いた井坂の前には、大量の皿。
「異常なまでのカロリー消費だな。複数のメモリの力を吸収する君の貪欲さ、
そのものだ」
この状況でよくのどを通ると感心した琉兵衛、まっすぐ本題へ。
「冴子と何を企んでいるのかね、井坂君。若菜も困惑していてねぇ。我が家族
を乱すものは、この地上には存在を許さない」
井坂は胸をはだけ(男の裸が多い番組だ)、多数のコネクタを見せる。
「私ほど熱心なミュージアムの支持者はいませんよ、園咲さん。ガイアメモリ
の真実を究めたいという気持ちは、あなたも私も、冴子さんも同じです。すべ
ては、あなたのため。よろしかったら私を実験台に」
たいした男だと笑う琉兵衛。しばらくここでゆっくりしたまえと言って、若菜
と立ち去る。
冴子さん、またまた感心。

○ガレージ
条件を変えて検索していたフィリップだが、アクセル抜きではリリィが生存で
きる結果は出ない。
まだ怒っていて嫌がるフィリップに代わり、もう一度頼みに出かける亜樹子。

○風都署超常犯罪捜査課
で、真倉がスリッパ攻撃を受ける。
「照井刑事がどこを捜査してるかなんて、そんな警察の秘密事項、しゃべれな
いよ!」
シャキーンと両手に出現したスリッパに、マッキー降参。

○白銀家の前
井坂との線がリリィしかいないから張っているだけと言う照井に、もう一度協
力を頼む亜樹子。
「あの女はドーパントなんだぞ。マジックを成功させるなんていう軽い動機で
メモリに手を出した犯罪者だ」メモリ取締法みたいなのがあるんでしょうか。
そこに声をかけるフランク白銀。
「兄ちゃん。そんなとこで待ってないで、中へ入ったらどうだ」

「はっはっは、ものすごい形相だな。まるで鬼だ」
照井の手から万国旗を引っ張りだすフランク。さらに「あんた、オートバイ好
きだろ」と小さな白バイを握らせる。
「その顔だ。驚いたり笑ったり、お客さんが楽しんでる顔を見るために、裏で
七転八倒する。それがわしらマジシャンなのさ。リリィも、ちゃんと、そんな
マジシャンの端くれだ。それがわしには無性に嬉しい。たとえ、あの子が不正
を犯していたとしても、だ」
具体的には分からないが、薄々気づいていたと言う。
「ただ……孫としては心配だ」
そこにリリィが帰ってきた。照井を見て逃げ出す。

リリィはきれいなアクションで照井の手をかわし、透明に。
「相手は仮にもドーパントか」
アクセルのスチーム攻撃であぶり出す。
「放してよ。あたし舞台に出るの!」
「やめておくんだな。メモリを使い続ければ死ぬらしいぞ」
祖父を安心して引退させるために、このステージだけはやらせてと頼むリリィ。
「あたしはどうなってもいいの。死んだってかまわない!」
「そう思ってるのはおまえだけだ! 少しはまわりを見ろ。心配している家族
がいるだろう!」
言ってから、照井自身が翔太郎に言われた言葉と同じだと気付く。

家に戻ってきた照井とリリィ。
「最後のステージだ。悔いのないようにやれ」
「刑事さん……」
「ただし、ラストステージが終わったら、必ず俺の処置を受けるんだ。俺の……
俺の仲間が見つけた、君を救うための処置を」

○園咲邸
井坂が滞在する部屋を冴子が訪ねる。
「ガウンのサイズが合わないこと以外は、すべて快適ですね」
「ごめんなさい。前の主人のものしかなくて」
胸のコネクタを確認した井坂、お出かけ。

○公園
「フィリップ。頼む、俺に――」
いきなり照井を殴り飛ばすフィリップ。
「これは翔太郎から教わった。殴られた後の、仲直りの儀式さ」
差し伸べられた手を、ためらいなく掴んで起きる照井。
「左も粋なことを知ってるな」

ステージで『フランク白銀のマジカルステージ』が始まった。元気にトンボを
切って出てくるリリィ。今日は失敗なし。

見ている照井たち3人のそばに井坂が現れて、奇遇ですねと声をかける。
「この際ついでです。ここで片付けておきましょう」ウェザーに変身。「哀れ
な家族の生き残り君」
「おまえなどの相手をしている暇はない」
驚くウェザー。フィリップは笑顔。
「俺はリリィを救いに行く」

ステージでは、いよいよリリィの“消える大魔術”。

「あの女は間もなく死にます。無駄なことをなぜ?」
「彼女もマジシャンの端くれ。そして俺も、仮面ライダーの端くれだからな」
「はっはっは。これだから青臭いドライバー使いは!」
熱攻撃にガンナー君が盾になり、そのままウェザーに体当たり。
その間に走り出す3人。

ケースはみごと空になり、リリィは舞台の端に出現。拍手喝采。
祖父と並んでにっこりしたものの、すぐに顔をゆがめて舞台から去る。

舞台裏、追ってきた祖父と駆けつけた照井たちの前で、体が消え始めるリリィ。
「ありがとう、最後までやらせてくれて。さようなら。ちょっと怖いけど、か
っこいい、刑事……さん」
消えた。
「君は俺が護る。へん、しんっ!」
フィリップがデンデン君でリリィの存在位置を確認。
『エンジン、エレクトリック』
剣で横薙ぎすると、悲鳴とともにリリィが姿を現し、メモリ排出。倒れたリリィ
に、さらに電撃一発。
目を覚ますリリィ。
そこにウェザー乱入。
「なにをしたのです! 死なない限り排出されないメモリが!」
「彼女は一度死んでいる」
逆転の発想だと説明するフィリップ。殺さずに抜けないなら、死ぬのを前提に
考えればいい。一度心臓を止め、メモリに死んだと認識させ、排出させる。そ
して電気ショックで再度心臓を動かす。
「ちょっとした大魔術だろう、井坂!」メモリを砕くアクセル。
「持ち主を殺すほどの力を宿したメモリ。それを我が身に挿す実験が、私の楽
しみだったのにっ! 許せん」
戦闘開始。舞台に乱入して、観客が逃げ出す。
「もはや凍らせて砕くなど生ぬるい。塵になれ!」
でんでん太鼓みたいな飴?と思ったら、鞭でした。ラブ・ミー・チェーン?
ファングが割り込んで防ぎ、ドーパントを牽制してからフィリップの手へ。
「行くよ、相棒」
ファングジョーカーに変身。BGM が「W-B-X」なのは珍しいと思ったけど、よく
考えると他の曲はサイクロン、ヒート、トリガーだもんね。
「左。目が覚めたのか」
「僕も驚いたよ。大丈夫なんだろうね、翔太郎」変身してから言うか。
「俺の身を案じるなら、とっとと片付けて休ませろ」
アームファングでアクセルとウェザーの戦いに参戦。
いったん離れたウェザーが、竜巻を起こす。
「アクセル、マキシマムでいこう。いけるよね」
アクセルは無言でマキシマム起動。ファングもマキシマム。
「いいか、タイミング合わせて、『ライダー・ツイン・マキシマム』だ」なに
を仕切ってるんだ、翔太郎(^^;
「……俺もか?」
「君もだ」
というわけで。
「今こそ呪われた過去を、振り切るぜ!」
「「「ライダー・ツイン・マキシマム!」」」

終わってみると、井坂もウェザーメモリも見当たらない。
「だが、リリィ白銀は救えたね。君のおかげだよ、照井竜。あの危険なメモリ
摘出方法を、躊躇なく、しかも正確におこなうとは。すごい男だよ、君は」

ガレージの翔太郎、「なんだよ寝てる間に、また妙に仲良くなりやがって」

一同を見送るシュラウド、「強くなってきた。いいわ、竜、来人」

○園咲邸
「井坂先生、ずいぶん遅いわ」
そこに風とともに現れた井坂、ベッドにへたり込む。
「危なかったな。もう少しでメモリをブレイクされるところだった。彼ら仮面
ライダーも、なかなか侮れないな」
「よかったわ、無事で。もう、ひとりで無茶しないで」
冴子に抱きつかれる井坂の心の声は、
《それにしても、腹が減ったなあ》

○報告書の時間
《事件は終わり、リリィ白銀は救われた。まだあの危険な男は見つかっていな
いが、照井の中で何かが一歩進んだ気がする》
照井はリリィのことも、井坂の被害者だと言って、逮捕しなかった。
《それが、俺たちのいちばんの収穫だ》
ベッドでタイプを打つな!と亜樹子と翔太郎がもめてる一方、照井はまた事務
所でコーヒーを入れてフィリップに渡してたり。ガジェット君たちも何やら談
笑中?
そこにリリィ白銀がやってきた。
「こんにちは! ああ、いた。お礼に来ました」
起きて出てきた翔太郎、鋼の名探偵などと強がってみせるが、当然:-)無視。
「竜さん! あなたは命の恩人です」
抱きついて頬にキスされ、固まっている照井。
「素敵な刑事さん♪ あたしのハートが、逮捕されちゃいました。テヘッ」
「……軽い。やはり軽すぎる」
翔太郎はがっくり。フィリップは、
「興味深い。今のは、どういう行為なんだい?」
「俺に……俺に質問するなーーっ!!(;_;)」

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★☆★ この世に正義がある限り、悪もなくなることはない:-) ★☆★

  小路 真木子(SHOJI Makiko)   shoji@kyoto-econ.ac.jp