民主党の生方副幹事長は、小沢が認めない政調会の復活などの活動を展開していたことなどから、反小沢派とみられてきていたが、18日の記者会見で、あからさまに小沢批判を行なった。
 幹事長は独裁的で、言論の自由さえない、その上、自分の秘書三人も逮捕されて、その責任もとろうとしないのはおかしい、このままでは民主党の支持率は下がるばかりだ、という主旨の発言をした。
 これに対して、筆頭副幹事長は、生方を呼んで、辞表の提出を迫ったが、生方はこれに応ぜじなかったため、副幹事長会議を招集し、12名一致で生方の更迭を決議した。
 この問題について、枝野行刷担当相
や野田財務副大臣は、生方更迭はおかしい、と批判している。
 生方の小沢批判は民主党内でも同調者は多いであろうし、世論調査でもそのような回答が過半数を占めていたものである。
 このような状況を判断して、小沢は、民主党のためにも、幹事長職を早急に辞任すべきである。
 村上新八