自民党が野党に転落してから6ヶ月余で、大物議員で離党者、新党指向を発言する者が続いている。
 世論調査で、民主党の支持率が続落し、政権交代時の半分以下に落ちたにも拘わらず、野党となった自民党の支持率も低迷、これでは自民党再起は不能と判断したのであろう。
 自民党は野党になったとは言え、衆院で119名の議席を擁する大政党だ。参院選を控えて結束すべき時期というのにである。
 遡れば、小泉−竹中の失政、続く安倍、福田の敵前逃亡で自民党の命脈は尽きていたのである。麻生は国民から絶縁状を突きつけられる羽目になったのだ自民党最後の閉店役であったのだ。
 自民党は、小泉の念願?通りにぶっ壊れるしかないのである。
 自民党の再生は無理である。自民党亜流の再生も無理である。
 民主党に対抗しうる新党の目は、渡邊喜美率いる「みんなの党」くらいではないか。その理由は、反官僚、行革からみで自民党のだらしなさに憤激して離党した男だからである。
 村上新八