四面楚歌の平野官房長官
普天間基地移転問題は、5月に結論を出すということが言明されているが、先が見えていない。
岡田外相は、5月に結論がでないと、普天間移設も8000人の海兵隊のグアム移転もできないことになりかねない、と気を揉んでいるが、普天間問題検討委員会を束ねる官房長官からは情報は流れてこない。
国民新党の亀井代表は、キャンプシュワブの陸上案を唱え、社民党の福島党首は、グアム、サイパン、テニアンなど海外に固執しているし、その他佐賀空港、大村空港など、さまざまな候補は挙っているが、国内に関しては住民からすべて反対されている。
一方米国は、あくまで辺野古沖に固執しているのだから、出口は見えようがないのである。
この問題は。そもそも、民主党のマニフェスト作成段階のヨミが違っていたのだ。
辺野古に落ち着いていたものをひっくり返せるようなことを唱えるから、にっちもさっちもゆかなくなってしまったのだ。
鳩山内閣の命とりになりかねない問題である。
村上新八
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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