米国が仲介役となって進めようとしているイスラエルとパレスチナとの間接交渉で、和平問題の協議に合意ができた。
 ところが、その翌日にイスラエルは、エレサレムに1600戸の新規入植住宅建設を許可したという。
 「舌の根も乾かぬうちに」とは正にこのことである。
 パレスチナのアッパス議長が激怒したのは当然だが、これは交渉妨害のために意図的にやったこととしか思えない。
 米国もイスラエルにおちょくられているのだ。
 村上新八