北朝鮮は、国連の監視が厳しく、武器の密輸が困難になり、外貨を稼ぐ手段に窮して、羅津、羅先、新義州などを経済特区に指定し、外国から投資を呼び込もうとしている。
 まずは、道路、鉄道、港湾などのインフラ整備から始め、農業振興などを意図しているという。
 ベトナム、エジプト、フランスあたりからの投資が活発だと云っているが、これはウソだと思う。
 これらの特区指定地区については、1991年から06年に掛けて推進しようとして、失敗したところである。
 大体、政治、経済、社会、つずれをとっても極めて危険な、カントリ−・リスクだらけの国に投資しようとする国はないのだ。
 やるとすれば、中国が地下資源を狙ってくるくらいが関の山であろう。
 村上新八