ダライラマとオバマとの会見くらいで騒ぐな
世界の大国中国が、ダライラマとオバマが会談したくらいで騒ぐのは見苦しい。
ダライラマは、人権、宗教、チベット文化の尊重のためにもう少し自治権の範囲を広げて欲しい、というだけで独立を求めているわけではないのだ。
それにいちいち目くじらを立てねばなないほど、中国はチベット統治に自信がないのか。
中国の少数民族の数は100近くあるようだが、そのなかで数が多く、漢化されていない筆頭がチベットと新疆ウイグルである。この2地域ではしょっちゅうトラブルが絶えず、中国にとっては頭痛のタネである。
中国は、漢化を早めようと漢族を送り込み、それが一層紛争のタネを蒔くことになっているのだ。
それなら、いっそのこと、このニ地域を独立させたらよい。独立ざせて、友好国として双方の発展を図るほうが双方にとって幸せなのではないか。
戦前の朝鮮半島的、満州国的な植民地化思想の遺物は、捨て去ったほうがよいと思う。
村上新八
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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