8日、小沢は鳩山と会談し、幹事長続投の承認を得たが、結局は2,3月中に幹事長辞任することになろう。
 衆院議員の資産公開がなされたが、小沢の資産は2億足らず、少なすぎる感がある。 

 というのは、現金や普通預金は、公開すべき資産には入れなくてもよい、というル−ルになっているからである。
 これに目を付けた小沢は、何億というスネを現金で持つことにしていたのだ。それが世田谷の土地購入に使われたのであろう。
 これを隠すために銀行から事後に借り入れをするという下手な工作やったのだと思う。 

 更に、胆沢ダムがらみで水谷建設から04年11月と05年4月に5000万円づつ計1億を貰っているというがこれも現金で、検察も裏づけがとれていない。
 これが事実でも、職務権限がないから収賄にはならないが、権限はなくても地元を牛耳っていれば、「天の声」は出せる力があるし、それを出した対価であるとすれば、実質的には収賄行為である。
 つまり、小沢は、法には触れていないことは確かだが、このように法の網の目を潜って不正をやったのであろう。
 それを小沢は説明できるはずはないのだ。
 「説明不能」「国民納得せず」「民主党内閣の支持率低下」の三点セットで小沢は幹事長を辞任せざを得なくなるであろう。
 村上新八