陸山会の土地購入操作はお粗末の極みだ
16日夜、ついに陸山会の土地購入資金疑惑で、元会計責任者の石川衆院議員、大久保秘書など3人が政治資金収支報告書の虚偽記載容疑で逮捕された。
任意聴取に応じず、10日以上も逃げ回っていた小沢に業をにやした検察が、意地でも暴いてやろうという意思表示であろう。
小沢がどこまで関与しているか分からないが、土建業者からの談合からみのかねを巡る事件であることははっきりしつつあるのだから、小沢の責任はまぬがれまい。
しかし、どうして素人でも分かるような、下手くそな工作を何重にも重ねたのだろうか。
田中角栄、金丸信、竹下とカネまみれの修羅場を潜ってきた小沢の子分とも思えない阿呆丸出しの工作である。
自民党は、鬼の首でも取ったように喜んでいる。18日からの通常国会ではしつこく、しつこく、突き回されることは必定だ。
こうなったら、小沢は議員も辞職したほうがよい。そうしないと、折角の「政治主導」革命もすっ飛びかねないのだ。
小沢に、その引導を渡せるのは、水戸黄門役と自認している渡邊元衆院副議長しかあるまい。
村上新八
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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