ASEANに出席したオバマは、ミャンマ−のティン・セイン首相に対して、アウンサン・ス−チ−と国民民主同盟幹部全員の解放を求めたという。
 東京での演説と同じ内容の要求であった。
 これに対して、セイン首相は何も返答はしなかった、というが、ASEANが、ミャンマ−の国内問題だとして、遠慮して発言しないままでは、ミャンマ−の民主化はいつまでも改善されず、進展しない。
 オバマが、ミャンマ−の民主化について発言し続けることは、今はト−ンダウンさせている中国の人権問題、民主化問題に対する間接的な改善意思の表明にもなるから、このスタンスは継続すべきである。
 村上新八