弱者は地球に優しい存在
消費税や医療費など、今後さらに弱者に負担増を強いるような気がしてなりませ
ん。換言すれば弱者はやっかいもので、余り世話になるな、援助してやっているの
だ、との考えなのでしょう。
しかし、生活レベルの高い人は、低い人よりCO2を多量に排出して環境を汚染
し、有限な資源を多量に消費していることは事実でし、社会や工場の環境汚染への
寄与率は高いのです。地球をより多量に汚染し、地球の寿命を短くしているのは金
持ちだと思います。それだけ迷惑をかけていることになるのではないでしょうか。
しかも、代価も払わずに。環境は、ただではなくかなりの価値を持つようになって
きているのです。したがって「金持ち環境ただ乗り」と思えてなりません。この面
でも金持ちが、弱者を援助するのは当然なことと思います。
最近、地球温暖化がクローズアップされていますが、CO2削減計画は困難なよ
うで、国は炭素税の導入も選択肢の一つとしているとのことです。しかし、環境は
国の所有物ではなく、国民いや全人類一人ひとりの物だと思います。炭素税を取る
ならCO2の発生の少ない人、すなわち、弱者にすべて還元されるべきと考えます
。
路上生活者は、いろいろ迷惑をかけているのは事実ですが、しかし、自動車に乗
る人は有害な排気ガスを出し、空気を汚染しています。また、交通事故を起こす危
険性もあるのです。路上生活者は、地球にやさしい生活をしていると言って良いの
です。
したがって、どちらがより迷惑をかけているかを考える時代になったのではないで
しょうか。学校になじめない人も、社会になじめない人もいて当然と思います。こ
れらを考えると、路上生活者の強制排除は止めていただきたいと思います。
現在は経済成長万能の世の中ですが、経済成長は永久に続くはずはないと思いま
す。また、全世界の人々が、日本などの先進国と同一レベルの高い生活が可能なの
でしょうか。
先進国はそろそろ成長をやめるべきだと思います。成長しなくても、前年と同じ
生活ができるはずですし、マーケットには物が溢れているのに、なぜ成長が必要な
のでしょうか。年率3%の成長は、80年で10倍になります。こんなことは不可
能と思います。
(以上、1997年11月4日の投稿記事を振り返って)
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日本国民の多くは洗脳され政治詐欺の被害者です
http://www002.upp.so-net.ne.jp/HATTORI-n/a220.htm
へそ曲がり経済学
http://www002.upp.so-net.ne.jp/HATTORI-n/1173.htm
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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