鳩山対等外交の滑りだしはまずまずだ
政権交代後初めて訪米した鳩山は、オバマ会談の前に胡錦濤主席と会談、「東アジア共同体構想」から「東シナ海のガス田問題まで、話題に乗せた。
胡錦濤は、「東アジア共同体」については、「両国民の理解が必要」と、日本にリ−ダ−シップを取られることをを警戒する素振りであった。
また、「東シナ海のガス田」問題では「微妙な問題なので」と逃げられた。
まずは、そんなものであろう。
ここで、「東シナ海を友愛の海にしましょうよ」と述べたが、「友愛」のうまい使い道の一つを示したことになる。
はじめに胡錦濤と会談して、鳩山のアジア重視の姿勢を示したことの意味は小さくない。
新聞報道では、米の思惑を気にしている書きぶりだか、「日本独自の外交姿勢」を示したのであって、これが対等外交というものだ。
「対等」とは、アメリカに対して対等に、というだけりものではないのだ。
鳩山外交の滑り出しとしては評価したい。
村上新八
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
GnuPG Key ID = ECC8A735
GnuPG Key fingerprint = 9BE6 B9E9 55A5 A499 CD51 946E 9BDC 7870 ECC8 A735