手足を自分でもぎ取った国連人権理事会
国連の人権理事会でスリランカを巡る決議の中で「内政不干渉」の言葉が使用された。 これでは、「内政不干渉」の一言で、どんな人権侵害も他の批判も是正勧告も排除し、無視できることになりかねない。 そもそも、人権は人間の自然権であって、国境や国家に超越して守らればならない権利である。 その砦であるべき国連の人権理事会が人権の禁句である「内政不干渉」の文言を使うというのは、人権擁護活動の手足をもぎ取ることに他ならない。 どんな人権侵害問題も、どこかの国で起こるのであり、それを「内政不干渉」で不問にしたら、すべての人権侵害問題に触れられないことになってしまうからである。 こういうバカな人権理事会を改革するには、その理事国資格から正さねばなるまい。 村上新八
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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