30日の衆院選では、マスコミは一斉に民主党の圧勝を予測している。過半
数は241議席だが、320議席を超えるかも、という予測もある。
 4年前の「郵政選挙」での自民圧勝でも300議席だから、これを超えることになれば、大変なことである。
 自民独裁の期間が長すぎたから、この変化は、日本にも政権交代の時代が来たとは言えるが、これだけでは、国民の政治意識が変化した結果だとも思えない。
 しかし、官僚主権の政治を国民主権の政治に変かっていく機会としては重要である。 

 この政権交代で、民主党が、真の国民支配を確立し、官僚に、行政の枠を踏み越えさせず、ムダをなくし、国民が納得できる予算配分が出来たら、そのとき、国民の政治意識は変るのであろう。
 民主党と野党の努力を期待したい。
 村上新八