真木子です。

しばらく間があいたので、退屈して(決して暇ではなかったのだが)『超スピ
ンオフ』半分観ちゃいました。
いや〜、じつにマニアックだ。「どれだ!」シリーズを正確に判定できてしま
う私もアレですが(笑)
発言を見ていると、士がいちばんまとも。海東はなんかズレてることが多い。
しかし、なんと言っても出ずっぱりの鳴滝さんですな。「変身!」シリーズで
は名前が違うけど、同じ人だし。

ちなみに前半15本で、各シリーズで私が面白かったのは、
File03「陳情! ディエンド超マシン伝説!!」
  夏海ちゃんの発言から、解決になってない解決まで、笑える。
File09「チェック! ピンクの逆襲、ディケイドSOS!!」
  某プロディーサーまで出てきちゃって。
File14「どれだ! 永徳8くんにご用心?」
  脱力な結末。
File23「クイズ! ディケイドを数えろ!!」
  士の「数えるな!!」とか、やたら軽いZXとか。
File25「変身! アマゾンは男を見せろ!!」
  変身ポーズのポイントが、他に比べて・・・


で、ようやく第28話「アマゾン、トモダチ」
途中で平成仮面ライダー検定の案内テロップが入りましたが、その下には「こ
のサービスは既に終了しました」の文字が・・・

本来なら劇場版は公開直後なので、まだ観ていない人がほとんどなのでしょう
が、今だとすっかり劇場版の後になっちゃってますから。RX編のおさらいな
ど、ツッコミだらけ。

○一見、普通の世界。
士は野球のユニフォーム姿、手にはまたピンボケカード。形は腕輪だな:-)
「普通ってのが、いちばん怖い気もするけどな〜」
目の前で、「イー!」「イー!」と手を挙げてあいさつする人々。
「案の定だ」
士たちに気付いたおばちゃんが、近づいてきて「イー!」
「・・・」
「あいさつはどうしたの! ・・・まさか、あんたたち、大ショッカーじゃな
いんじゃ!」
大ショッカーは敵です、とユウスケが真面目に答えると、おばちゃんはショッ
カー印の呼子を吹き鳴らす。
それを聞いて、ショッカー印のケータイでどこかに連絡するおねーさんの姿も。
人々が士たちを取り囲む。
「どうやら、この世界でも俺たちは歓迎されてないようだな」

妙に目元くっきり(笑)なランドセル少年が駆けてきた。ケータイ姉さんに
「リツコ姉ちゃん、反乱分子はどこ?」
士の姿に目を留めた少年、ちょっと驚いた顔。
「おまえ、そのユニフォーム、どこで手に入れた?」
「ぼうず。年上を相手に、おまえ呼ばわりはよくないな」「士が言うか」
大ショッカースクール4年2組の岡村マサヒコと名乗った少年、
「大ショッカーに入団していない者は、皆、粛清する。イー!」
周囲の人々も「イー!」と応じ、さらに怪人3体が登場。
「もしかして、ここ、大ショッカーに占領された世界?!」
そこにジャンプして割り込んだ青年。ワイルドな服装で、左腕に変わった腕輪
をしている。
「アーマーゾーン!」
力み具合が足りないな〜。「大切なのは、全身の筋肉にプルプル震えるまで無
駄な力を入れることだ!」byディケイド。
目が赤く輝き、トカゲ男に変身。怪人たちと戦う。
「なんか、どっちも怪人に見えるぞ」「あのタレ目がライダー、アマゾンだ」
アマゾン、ピンチ!
士がボールを構えて・・・じゃなくて、カードを構えて変身。『地獄甲子園』
を観たばかりだったこともあり、ここで必殺魔球を投げてもいいんじゃないか
と思ったんですが(笑)
「おまえはディケイド!」と叫んだ怪人、字幕だと役名が“平成怪人”と書い
てあって脱力(^^;
「ディケイド。あなたもライダーですか」
「Maybe、たぶんな!」ブラジルはポルトガル語でっせ。
ファイナルアタックライドで1体を撃破。残りも2人でぶちのめす。
が、人々は倒れ込んだ怪人に声援を送り、さらには人垣を作ってかばう。
「ちっ・・・人間相手は趣味じゃないぜ」
その場を去る一同。

○発音は少し訛ってるけど、山本大介より日本語が達者なアマゾンくん。
「一緒に戦ってくれるライダーと会えるなんて、アマゾン、とても嬉しい。ディ
ケイド、アマゾン、友だち」手を組んでみせる。
「ちょっと待った。・・・出てこいよ」
「嬉しいねえ、僕の気配を感じてくれて」すっかりラブラブです、海東くん。
なんでも知ってる海東と、ご当地のアマゾンとで、この世界の解説。
十面鬼率いるゲドンが大ショッカーと手を組み、世界征服を企んでいる。ライ
ダーが世界を破壊する悪、自分たちが世界を救う正義だと訴え、人々は続々と
大ショッカーに入団。入団しない者は、追われる身となった。ちょっと海東の
世界と状況が似てるかも。
「だいたいわかった。で、おまえの狙いはこれか?」
アマゾンの腕輪をつつく士。
「見くびってもらっては困るなあ。僕が狙ってるのは、ギギの腕輪よりレアな、
ガガの腕輪だ」
ゲームの始まりだ、と言って去る。

○大ショッカースクール、朝礼の時間。
大ショッカーのマークなのになんでDCDと書いてあるのか、誰も質問はしな
いのかなー。
反乱分子摘発数トップとして、マサヒコの名前が発表される。窓から誇らしげ
に見ているリツコ姉さんは、養護教諭か何かか。
ガイから、この成績なら幹部候補生も夢ではないと言われ、表彰状をもらうマ
サヒコ。

「おのれ、大ショッカー。このままでは奴らが世界を奪ってしまう。これもす
べてディケイドのせいだ、ディケイドの!」

○光寫眞舘。
「さあ、遠慮なく入ってください。ここは僕のアジトです」
でも、光家です。
栄次郎は、「この世界での私は、アマゾンさんを助ける、モグラ獣人です」
つきあってられん、と座り込む士。アマゾンからは一緒に戦いましょうと誘わ
れるが、それも「さて、どうしたものか・・・」

○ゲドン本部。
呼ばれてやってきたマサヒコに、十面鬼が、アマゾンのアジトを突き止めてほ
しいと頼む。姿もしゃべり方も、なにやらモダンになりましたな。
「アマゾンはまさに、トカゲのように用心深い。しかし、相手が純真な子供だ
と騙されやすい。それを利用するんです」
卑怯な方法に気が進まないマサヒコを、さすがは次期幹部候補生、と持ち上げ
るガイ。
「君の、正義を愛する心は見上げたものだ。だが私は、真の正義を貫くためな
ら、自らの手を汚す」
丸めこまれたマサヒコ、成功させれば大首領様もお喜びになられると言われ、
感激。

十面鬼と2人きりになったガイは、アマゾンを倒しギギの腕輪を奪うよう命じ
る。十面鬼の持つガガの腕輪と2つが揃えば、超古代文明のパワーを無限に引
き出すことができるのだ。
「さすれば、あの作戦を」
笑い合う2人。

それを陰から見ている海東。

○出かける士を追いかけるユウスケと夏海。
「大ショッカーの征服がどれだけ進んでるのか確かめる。いくらなんでも、全
世界を征服できるはずがない」
どうやって、と訊かれ、「・・・さあ?」

近くで騒ぎが起きた。花屋のおっちゃんが連行されるところ。スパイじゃない
と訴えても、聞き入れられない。
「皆さん、反乱分子は内部にも潜んでいます。同志だからといって信用しては
いけません。まずは、疑うことです」

「ここは人が人を疑う世界ってわけだな」
そのとき、野次馬の中にいた例のおばちゃんに見つかった。
アマゾンが来て、士たちに逃げるよう促す。
それを見たリツコ姉さんが、マサヒコに連絡。

○逃げる一同、とりあえず一休み。
「アウェーでの戦いには、慣れてはいるが」珍しく士もめげてる。
アマゾンは、安住の地を探して各国を旅したのだと言う。だが、見つからない
まま、日本でゲドンとの戦いに巻き込まれ、アマゾンライダーになった。
「アマゾンは、どの国にも馴染めない。街も人も、すべてが僕を拒絶していま
す」
士を見る夏海だが、本人は沈黙。
そのとき、助けを求める声が。見るとマサヒコが戦闘員たちに追われている。
飛び出していくアマゾン。士は、ユウスケにお任せ。

○ふたたび逃げる一同。
転んだマサヒコが痛いと訴える。
「アマゾンのアジトに行きましょう」
ほくそ笑むマサヒコを、士が追及。
マサヒコは大ショッカーを辞めたと言うが。
「なぜ辞めようと思った」
「なんとなく感じたんです、大ショッカーより、アマゾンのほうが信じられる
んじゃないかって」
喜ぶアマゾン。
「おまえには姉貴がいたなぁ。大ショッカーを辞めること、姉貴には相談した
のか?」
「それは・・・」
だが、マサヒコを信じると言うアマゾンが、追及を打ち切った。

マサヒコをおぶって歩くアマゾン。
人って温かい、という言葉に、虚を突かれるマサヒコ。
「アマゾン、人と触れ合うの久しぶり。マサヒコくん、とっても温かい」
マサヒコは、父におぶわれて帰った日のことを思い出した。父子の格好は、士
が着ていた例のユニフォーム。
『マサヒコ。おまえ、あったかいな』
その父は1年前に死んだと聞いて、謝るアマゾン。

○アマゾンのアジト、光寫眞舘。
マサヒコのために、アロエやら何やら用意してすりつぶしているアマゾン。

トイレに行くと言って1人で外に出たマサヒコ、大ショッカーに通報。
そのケータイを奪い取る士。「やはりそのために近づいたか」
アマゾンたちも出てきた。
世界を破壊するライダーを倒すためと言い張るマサヒコ。
「世界を破壊するのは、大ショッカーです! アマゾンを信じてください」
「嘘だ! 悪いのはライダーだ!」
そのとおりです、と空から十面鬼登場。オーロラから怪人を3体呼び出す。
攻撃から、アマゾンがマサヒコを、士が夏海をかばう。
さらにガイも現れた。
敵のさなかにいるマサヒコが、攻撃中止を訴える。
「君は、ライダーどもと共に、名誉の戦死を遂げるのだ」
ショックを受けるマサヒコに、これが大ショッカーのやり方だと言うアマゾン。
「アポロチェンジ!」
「変身!」「変身!」「アーマーゾーン!」
アポロガイストはディケイドと対決。パーフェクターを返せと言う。
「これのことか? おまえは人の命を吸い取らなければ、生きながらえないん
だってなあ」
「そのとおり。私は全人類にとって、とても迷惑な存在なのだ」
じゃあ、とパーフェクターを投げて、撃ち砕くディケイド。怒るアポロガイス
トに、ファイズにカメンライドして向かっていく。

「ジャガーショック!」「大切断!」
2体の怪人を倒したアマゾンに、十面鬼が球体から分離して降りてきた。
アマゾンが殴り飛ばされたのを見て、代わってクウガがキック!
「クウガにはクウガ返しだ」
胸のクウガをかたどった顔が輝き、同じくキックで迎えうつ十面鬼。ある意味
ディケイドの同類か。ダメージを受けたのはクウガのほう。
続いてファイズが攻撃すると、「ファイズ返し」今度は前掛け?の顔が輝き、
光剣を一閃。
マサヒコの近くまで吹っ飛ぶディケイド。そこにアポロガイストが銃口を向け
る。「マグナムショット!」
かわすディケイドだが、その先にはマサヒコが。
アマゾンが身を挺してかばい、変身が解ける。
倒れたアマゾンから、腕輪を取ろうとするマサヒコ。
「大ショッカーが、僕を裏切るわけがない。このギギの腕輪を持っていけば、
必ず、もう一度、僕を受け入れてくれる」
ようやく取れた腕輪を持って、走り去るマサヒコ。

ディケイドは、十面鬼とアポロガイストを相手に苦戦中・・・


29話は月曜、30話は水曜に放送。投稿は少し遅れるかも。
今週中には投稿したいですけどね。
録画をミスってなきゃいいけど・・・

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★☆★ この世に正義がある限り、悪もなくなることはない:-) ★☆★

  小路 真木子(SHOJI Makiko)   shoji@kyoto-econ.ac.jp