北朝鮮は、クリントン元大統領の訪朝によって、拘禁していた米人記者2人を帰したり、今度は韓国社員を釈放したり、盛んに米国の気を引こうとしている。
 米朝二国会談を想起に開催して、核問題についての譲歩を引き出し、国交を正常化しようとの意図があるのであろう。
 しかし、こんなことで、騙される体質は、今のアメリカ民主党にはないのだ。
 カ−タ−やオルブライトの時代とは違うのである。その違いを齎したのは、ほかならぬ北朝鮮自身の「騙し行為」なのである。
 北朝鮮に対する制裁は益々強くなるであろう。今のままでは、北朝鮮は、早く自滅することしか世界への貢献の道は残されてはいないことを自覚すべきである。
 村上新八