核なき世界を志向するならその決意を示せ
歴代の米大統領のなかで「核なき世界」を掲げたのはオバマが最初だが、本当にその意志があるなら、その実現の困難性を自覚して、それなりの強固な決意を示すべきである。
その第一歩は、ニュ−ヨ−クの国連本部に、廣島、長崎にある「原爆資料館」を移設し、ここで常設展示し、世界のの国連関係者が全員これを見学し、核爆弾の恐ろしさ、その後遺症の長さ、深刻さを思い知らせることである。
このような試みに一番反対するのは、原爆投下という犯罪を侵した米国人むであり、在郷軍人である。が、その在郷軍人も亡くなって少なくなった今は、それができる良いタイミングである。
現在の国連総会議長をはじめ、廣島、長崎の原爆資料館を見て、核兵器反対に熱心になった外国人が多いことを想起すべきである。
国連事務総長も、この施設設置には全面協力することはやぶさかではあるまい。
村上新八
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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