真木子です。

『俺たちは天使だ!』って、渋江譲二、藤田玲、山本匠馬、加藤和樹というす
ごい面々。鎌苅健太だけ二番手以降ヒーロー:-pではないのが、なんだか落ち
着かないぞ。弟子ではなくアルバイトとして秋山奈々ちゃんも。
ちなみにストーリーは浦沢義雄なドタバタ劇。


日曜出勤だったもので、遅くなりました。まとめもやや短めです。
第23話「エンド・オブ・ディエンド」

○先週の続き。
ランスの攻撃を受けて変身が解ける大樹。さらにとどめを刺そうとするランス
を、ラルクが止める。
なおも責める慎一。うつむいて震える大樹。
村人たちが来て、一同逃走。

○士・大樹組は夏海と出会う。
ユウスケがさらわれたと知らせる夏海。
「おそらく小野寺くんは、フォーティーンの意のままになるように処置されて
いるよ」
そこに到着した車から、海東純一がにこやかに登場。

○春香・慎一組はまだ走っていた。
「あの人は、昔の海東大樹じゃない。彼が純一を元に戻したいって言うなら、
その気持ちに賭けてみたいの」

○今は立場が逆転した海東兄弟。
当時の大樹は、仮面ライダーが逃げた先で純一が現れても、なにも疑っていな
かった。
この世界の秩序を乱す存在は消さないとと言う大樹に、フォーティーンとロー
チたちが作った平和でいいのかと問いかける純一。
大樹は、犯罪傾向のある者を更生させる特別施設のための、教育プログラムも
作っていた。

「今の兄さんは、本当の兄さんじゃない。あの日以来」

大樹はローチたちを率いて仮面ライダーのアジトを襲撃。苦戦するライダーた
ち。グレイブの変身が解け、純一の姿に。そのまま捕えられる純一。

フォーティーンは、忠実な部下と認める大樹に、本当のことを教える。
手術台に拘束される純一の姿。特別施設などなく、人々は自分の意思を失う。
やめてくれと駆け寄ろうとすると、見えない力で跳ね飛ばされた。

○現在。
「私は、おまえのおかげで真っ当な人間になれた。今度は私がおまえを救って
あげよう」
ライダーの力を試してあげようと言って、グレイブに変身。士を制した大樹は、
変身せず。
「僕の力は、兄さんと戦うためにあるんじゃない。兄さんを救うためだ!」
だが、そこにローチの群れが現れて、ユウスケを投げ出す。ローチに襲いかか
られて、士と大樹は変身。
だが、戦っている間に夏海を拉致された。

○手術室。
「おじーちゃーん!!」

○光写真館。
キバーラちゃんにとっても優しいユウスケ。
士は、夏海を取り戻すと宣言。

○フォーティーンのお屋敷。
純一は大樹を取り逃がしたことを報告。大樹の友らしいライダーが割り込んだ
と聞いて、友を作るタイプではなかったが、とフォーティーン。

○大樹と士、一緒に指名手配。
「今までおまえのこと、ただのお宝マニアのコソ泥かと思っていたが、昔は信
じるものがあったんだな」
その信じるものに裏切られ、自分を信じることができなくなった。だから、お
宝を集めることで自分をごまかそうとしていた、というのが士の分析。
「わかったような口を利かないでくれないか!!君に何がわかる」
「わかるさ。おまえは兄貴を助けることで自分を取り戻そうとしてる」
夏ミカンを助けたいから手を組もうと誘う士。さらに、春香と慎一も現れて協
力を申し出る。迷惑だ、と蹴り飛ばされる2人。士は攻撃を軽く受け止める。
「俺はおまえを信じている。なぜなら、おまえの弱さを知ったからだ。俺とお
まえが手を組めば、おまえはおまえ自身を信じることができる。その気持ちは、
おまえの好きなお宝だ」

○お屋敷。
士から、夏海と大樹の交換を持ちかける連絡が。フォーティーンの立ち会いも
求めている。

○荒野。
大樹の手を縛るロープはすぐに解けるようになっていて、夏海を取り返したら
2人でフォーティーンを倒すという計画。
「ところで、聞きたいことがある」
「なんだ?」
「おまえの過去は、だいたいわかった。次は俺の番だ。以前、俺の過去を知っ
ているようなことを言ったな。教えろ」
「いいだろう。君は・・・」
そこに夏海と純一、そしてフォーティーンが到着。
夏海と大樹が進み出て、すれ違う。ディエンドライバーを構える大樹。それを
背後から夏海が羽交い絞め。すでに処置されていたのだ・・・って、そのぐら
い予想しようよ。
大樹は夏海を振りほどき、士もカードを構え、さらに春香と慎一も来て、みん
な変身。
純一もグレイブに変身、ローチたちも登場。
ランスとラルクはゴキちゃん相手で手一杯。ディケイドがグレイブを抑えて、
ディエンドをフォーティーンに向かわせる。
フォーティーンは煙となって巨大化、例のCG怪物に。ディケイドとディエン
ド、歯が立たず。
「愚かな人間ども。私はこの世界に平和をもたらしてやったのに」
「違う、おまえが作ったのは、地獄だ!」
「そのとおりだ。おまえは人間の目を閉じ、耳をふさぎ、心を消した!人は自
分の意思で生きなければならない。どんな世界でも、その意思は枯れない!」
ディケイドはコンプリートフォームへ。それにしてもケータッチのマークの並
びって、なんでこーいう順番なんでしょう?
アームド響鬼を呼び出し、ファイナルアタックライドでぶった切ってフォーテ
ィーンを倒した。ローチも消え、夏海も正気に戻る。
そしてグレイブは、喜んで駆け寄るランスとラルクを攻撃。「やっぱりな」と
いう士の反応は、根拠不明。
純一は、自分の意思で協力していた。ライダーを演じていたのも、反乱分子を
おびき出すため。
「この俺が、第二のフォーティーンとなり、この世界を支配する!」
嘘だ、とグレイブに向かっていくディエンド。ランスも行こうとするが、ディ
ケイドが止める。
激しい戦いは、剣に押されていたディエンドが銃撃で形勢逆転。倒れたグレイ
ブに銃口を向けるが、撃たずにいると反撃され再逆転。そして、グレイブも剣
を引いた。
変身を解く一同。
「後悔するぞ、俺を倒さなかったことを」
「おまえはフォーティーンにはなれない」と割り込む士。「海東大樹はいま、
自分の意思で動いている。そんな弟をおまえは倒せなかった。それは、おまえ
が人間の中の自由な意思を認めているからだ」
「・・・」
無言のまま去っていく純一。
「おまえはいちばん大事なお宝をこの世界で手に入れた。もう盗みをしなくて
も済むな」懲りずにやっています、というのがすでに30分前に:-)
「やめてくれないか、そういうそれっぽいこと言うのは」
笑みを浮かべ、新しいお宝を探しに歩き出す大樹。

○光写真館。
優しくなくなったユウスケ、キバーラに責められて背景ロールに激突。
降りてきた絵は、黒子さんが幕を開くおなじみの図。

「ディケイド。聞こえるぞ、おまえの悲鳴が。次の世界は・・・」高笑いする
鳴滝。



うーん、純一の大樹に対する言動が、いまいち筋が通っていない気がするん
ですが。
それはともかく。士の過去は結局聞かないままかい。このまま劇場版まで忘れ
るのか。

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★☆★ この世に正義がある限り、悪もなくなることはない:-) ★☆★

  小路 真木子(SHOJI Makiko)   shoji@kyoto-econ.ac.jp