周知の米軍核兵器持込で嘘をつき続けるか
米軍の日本に対する核兵器の持込について、元外務事務次官が、米側との間に1960年に持ち込みOKの密約があったことを明らかにした。
これは、元駐日大使のライシャワ−の証言などで、既に周知の事実ではあった。
この事実は、歴代の外相にはその都度外務事務次官から伝えられてきた、という。
佐藤栄作が首相に就任したのが1964年、68年には「核を造らず、持たず、持ち込ませず」の非核三原則を発表し、1974年には、この功績を評価されてノ−ベル平和賞を受賞している。
ということは、だまかして、平和賞ほ受賞したことになるのだ。
それにも拘わらず、河村官房長官は密約の事実を否定している。
「政府見解だからしょうがない。秘密文書はないことになっている。ないものは出せない」という言い分だ。
これは、秘密文書はないことにしているのだから、勘弁して欲しい、ということだ。
嘘だと分かっているのだから、それ以上追求するな、と言わんばかりである。それを認めれば、ノ−ベル平和賞を返還しなければらなないからなのか。ばかばかしい限りである。
村上新八
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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