知事を少し位やっても国政はできない
知事には二種類ある。
一つは、中央官庁や地方自治体などでの役人経験者出身であり、いま一つは、田中前長野県知事や橋下大阪府知事、東国原宮崎県知事のような役人経験のない者である。
前者は役人のやり方に飼いならされているから、中央官庁にがんじがらめに締め付けられても、これで仕様がないのだ、と思っている。
しかし、後者はこれでは3割自治ではないか、国政を変えないとどう仕様もないと思い始める。
そこで、国政で一発あばれたくなる。
その気持は分かるが、知事を少しやったくらいで、国政ができるものではない。
国政には、地方自治だけでなく、国際問題、外交、国連問題、グロ-バル化対応問題、軍事問題、国連問題などの対応があるのだ。
自治問題だけで、頭に来て、国政に打って出ようなどとは、飛び上がり者の無智のあほ知恵と言わざるを得ない。
古賀は、こんなことになるとは思いもせずに、苦し紛れに、衆院議員としてのただの一票になって欲しい、と言いに行ったのであろうが。
村上新八
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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