イラン軍の動向が改革派の動向を左右する
イランの大統領選の不正を糾弾する改革派のデモは続いている。
その規模は、ホメイニ革命に次ぐものだという。
保守派の経済失政や自由、に対する締め付けに対する都市のインテリ層の不満はよく分かるが、改革派の主張の成否は、軍の動向如何に掛かっていると思う。
イランの最高指導者といわれるハメネイ師の権威は失墜しているが、最高評議会議長のラフサンジャニ師と前大統領のハタミ師の支持を得ているムサビの争いは、結局革命防衛隊即ち軍がフアマディネジャドを支持している限り、現大統領がいずれ改革派は鎮圧されるであろう。
それでも、都市でのアフマデスィネジャドの求心力は大きく低下することだけは確かであろう。
そこで、手をのばしてくれているオバマと手を握り、自由と民主化に配慮する気にでもなれば、大統領としての成長ということになるりだが。
村上新八
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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