自民党は、一旦言い出した改革案を後退させてしまうことが続いている。
 「世襲禁止」「国会議員定数削減」がその最たるものである。
 「世襲禁止」については、最初は、次の選挙から、と意欲的なことを言っていたが、今はぐずぐすだ。
 「国会議員の定数も30%減」と行き追う良かったが、今は期限は定めない、とか10年後までになどと大幅後退している。
 良いことをちらつかせて、すぐ引っ込めるのは、選挙戦略としても下の下だ。
 自民党ば「統合失調症」、昔の病名では「精神分裂症」になってしまったようだ。
 村上新八