鳩山の理念「友愛」の具体例は沢山ある
鳩山由紀夫の政治理念は「友愛」だ。
以前、中曽根康弘が現役だった頃「『友愛』なぞ、ソフトクリ−ムみたいなことを言って」と揶揄したことがあった。
27日の党首討論でも、麻生は「話としては分かるし、私も異論はありませんが、政治は具体的なものでないと」と言ったし、与党のなかでは「抽象論だ」という意見が主流であた。
これに対して、鳩山は、三鷹の小学校の少人数教室と複数の勉強指導者の例を引いて「他人の痛みを自分の痛みとして感じることが友愛だ」と述べた。
麻生は「三鷹の例のようなものは、カネが掛かることで、そのカネはどこから持ってくるのか」と応じていた。
しかし、カネの掛からぬ具体的な友愛例は沢山ある。
NHKの「ご近所の底力」という連続番組があるが、そこで紹介されている沢山の事例は、総て「鳩山流の『友愛』事例である。
また、フランスのパリのアパルトマンの住民は、お互いに無関心で、隣の人が死んでも、長い間、分からないくらいだと言う。
これを嘆いたある人が、「自分のアパルトマンで、何となく皆があつまる集い」みたいなことを始めたところ、友愛意識が頗る高まり、パリではかなり普及している、とう話を聞いたことがある。
こういう事例を研究して、具体的なNPO活動でも企画し、全国展開したらどうか。
村上新八
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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