自民党国会議員の世襲議員比率は3割を超えている。自民党のなかにもさすがにこれはおかしいという声が高まっている。
 次の総選挙でも、小泉の次男他1名が親父の選挙区で世襲議員になろうと立候補を予定している。
 これに対して、自民党は選挙区はそのままで、公認だけをしない、また、他に自民党の公認候補は出さない、当選すれば追加公認する。ということにするようだ。
 支援団体もそのまま、選挙区もそのままで、自民党の対立候補もなしでは、世襲を認めることと何も変らない。
 こういう誤魔化しでは、世襲選挙区の支持者以外の有権者が納得するわけはない。
 本当に、世襲禁止をやるつもりがあるなら、民主党の案のように徹底しなければだめである。
 村上新八