防衛省の発表によると、先に発射された北朝鮮のミサイルは飛距離を3200キロに伸ばして太平洋に落下したという。近い将来には、この射程を更に延ばす可能性は十分ある。
 日本を攻撃するには、ノドンで十分だから、このテポドンは、アメリカを威嚇するためのものであることは間違いない。
 しかし、飛距離を伸ばす技術は、ミサイルの精度向上につながるから、ノドンの精度も上がり、それだけ日本への脅威は増すことになるのだ。
 ヒラリ−は、6者協議の場は明けてあるから、いつでも、復帰するように北朝鮮に呼びかけてはいるが、復帰如何を問わず、北朝鮮が核兵器の開発に注力することは止めないであろう。
 この北朝鮮の脅威に日本はどう対処するのか、当てにならないMDシステムやアメリカの核の傘の下にいるというだけで安穏としているわけにはゆかないであろう。
 村上新八