四川大地震から一周年を迎えて四川所の復興はまだまだまだである。
 その大地震で、多くの小中学校が崩壊し、多数の子どもが犠牲になったが、その親の一人が、校舎の崩壊は煉瓦とモルタルのみで鉄筋が入っていないという「手抜き工事」が原因であるという著名な建築士の鑑定をもとに、政府を提訴した。
 責任をとりたくにない政府は「調査の結果、政府に瑕疵はなかった」と主張し、以降原告を監視したり嫌がらせを行なっているという。
 政府は、被害者遺族に、「今後公安を阻害する行為は一切しない」という念書を書くことほ条件に見舞金を出しそうとしているが、原告はこれを拒否したままである、という。
 客観的に見て、政府に非があるのに、それを頬かぶりするだけでなく正義を主張しようとする者に圧力を掛けるような国は、到底現代の国家とは認められない。
 村上新八