メキシコ発豚インフルは、人から人に感染力を持つに至った第4ステ−ジに入ったことが宣言された。
 メキシコだけが多量の死者を出しているのは、何故なのか、そのウイルスは「弱毒性」なのか「強毒性」なのか、などまだ分かっていないが、幸い日本には罹患者はまだ発生していない。
 この段階では、空港、港など水際でウイルスの侵入をカットするしかない。
 潜伏期間が2−7日あるというから、その潜伏期間にあるウイルス保持者の扱いが問題になる。
 これは、罹患者が世界に広がった段階では、メキシコからの渡航者だけをある期間隔離して、罹患の有無をチェックするだけでは不十分となろう。
 そうならないように、世界各国が連携して、罹患者の隔離を厳重にやるしかあるまい。 

 そのような危機認識を、すべての国が持って、万全な対応をすることが大切である。 

 村上新八