図書館でSFマガジンを眺めていたら、隅っこのニュースのところに「終
りなき戦い」がリドリー・スコット監督で映画化(されるかも)という記
事を発見。せっかくなので詳細を確認すべくネットを検索してみたら、
これが昨年10月のニュースであることと、まだとりあえず映画化権を獲
得しただけの段階であることがわかりました。
# なんでも、これは実は20年越しの企画で、今回、ようやく先に権利を
# 獲得してた人の契約が切れたらしい。

今のところ、その後の新しいニュースはないようですが、関連記事によ
ると、本来、監督の次回作となるはずのロビンフッド映画が延期を重ね
て下手すりゃ製作中止、みたいな状態っぽいので、もしかすると、案外
早く「終りなき戦い」の映画化が実現するかも(その前にもう1本くらい
あるみたいだけど)。

…でも、どうなんすかね。ガンダムオタな人々にしてみれば、今度こそ
パワードスーツ大活躍!な戦争映画を見たいのかもしれないけど。個人
的には、そういう期待は(またもや)裏切られることになるのではないか
という気が。いや、なんとなく。

ちなみに、実際に交渉が成立したのは昨年6月ぐらいのことだったよう
で、当時はまだそのタイトルは明かされてなかったんだけど、実は3月
の段階ですでにハックスリーの「素晴らしき新世界」であることが判明
している、なんて記事もあったりして。例によってまだ読んでないし、
この監督のこともそんなによく知らないけど、なんか「いかにも」って
感じ。てことで、映画版「終りなき戦い」も、原作のブルーな部分がひ
たすら強調されそうな予感。
# 人口抑制のため同性愛を推奨。ってのはまだ笑える範囲だったけど、
# 普通の人間は一定の年齢を超えると一切の医療が提供されなくなる、
# という制度は、正直、本当にありそうで怖い。

ああ、「終りなき戦い」といえば、なんか星間戦争の決着に関するオチ
の部分を「マクロスF」がいただいちゃったらしいですな。私は見てな
いんで詳しいことは知りませんが。つか、ランカ可愛いなあ。くそう、
なんでうちの地元では放送してくれなかったんだよう。
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AMAUMA