ハマスは、今度の戦闘で被災したガザ住民に対して、死亡、負傷、住居破壊など、その災害の種類に応じて見舞金を払うという。その総額は34億円にのぼる。 その資金の出所は不明だが、おそらくは、イランではないかと思う。 今回の戦闘は、ハマスのロケット攻撃がキッカケだというが、軍事力に雲泥のさがあるイスラエルに、そんなことを仕掛けても、その報復の方が何十倍になることが分かっているのだから、そんな計算にあわないことをハマスが単独でやるはずはない。 イランがハマスを唆せてやらせたに違いないと思う。 イランは、それによって、イスラエルの反撃力と、どんな武器を使うのかを見たかったのであろう。 イスラエルは残虐極まる武器「白りん弾」を使って強さを見せ付けたがイランは、これをどう受け取ったのだろうか。 ともあれ、このような残虐兵器はクラスタ−弾と同様に国際法で禁止されることになるであろうが、可哀想なのは、白りん弾で2000度もの高熱で焼かれ、骨や内臓まで傷つけられた住民である。 村上新八