“百年に一度”は阿呆太郎の常套文句である。
もしも彼の言う通り、今次経済危機が百年に一度のそれなら、
どうしてそれが3年やそこらで回復することなどできようぞ。

消費税上げなしには国家予算の帳尻が合わないがゆえに、
景気回復は“3年後”、そのときに消費税を引き上げる、
と言ってさえいれば、国会答弁などでも辻褄が合うことになる、
そうやって、国民を煙に巻こうとしているのだろう。
未来のことは誰にも分かりっこない、という未来不確定性を利用する
無責任なテに、お互いにだまされないようにしよう。

恐らく阿呆太郎の内心はこうだろう。
3年後が実際どうなるかなんてオラの知ったことか、
とにかく一ヶ月でも一週間でも一日でも長く総理をやりたい、
総理を続けさえすればオラはエエんだ、と。