真木子です。

ものすごく久しぶりに『ゴーオンジャー』を観ましたが、もはやメカや合体ロ
ボがわけわかりません。カンカンマンタンガンって・・・
こっちでも劇場版の使い回しをするようですが、雷々剣と獄々丸のそっくりさ
んがいたなんて、全然覚えていなかったぞ。


第40話「アンコール fz 名護イクサ爆現」
記号はフォルツァンド。

○2008年。
恵に襲いかかるキバ。くっついてるキバットやタツロットは止められんのか?
名護の呼びかけで正気に戻り、変身を解いて呆然。逃げていく渡。

○青空会。
キバをとり逃がしたという報告に、嶋は不機嫌。
「悪いのはボタン男だ」「・・・」
野放しにしておくわけにはいかないと言う嶋に、名護は必要ないと言う。恵を
襲った事実に耐えられず自滅する、と。

夕焼けの中に立つ名護。
「紅渡。この俺が必ず救ってみせる」いつの間にそこまで・・・

○レストラン、深央と太牙。
渡はもうすぐ仲間になると告げる太牙。
「いずれ、僕の右腕として働いてくれることになるはずだ。あとは、君が僕と
結婚してくれれば、僕の人生は完成する」
「・・・」

○紅家。
静香が、またお化け太郎状態になっている渡を発見。

◇1986年。海を見つめるゆり、話の続きを聞きに来る真夜。
おまえを倒すと宣言して変身しようとするゆりを、音也が止めて、ピクニック
に誘う。
振りほどいたときには、真夜はいなかった。

◇ちゃっかり合流してる真夜と音也でピクニック。
「なんだか人間って可愛いって思っちゃった」
ゆりと戦うなという音也の要請に、「あの子の命は奪わない。命よりも大切な
ものを奪ったから」
「・・・どういうことだ」
「さあ」

2人の様子を見ているキング。

○2008年。
嶋の車に近づくバイク。
「久しぶりだな、太牙。元気そうでなによりだ」

◇1986年、路上。
音也が気配を感じて振り向くが、誰もいない。と思ったら、前方からやってき
てすれ違うキング。
振り向くとまた姿はなく、アスファルトにめり込んだ足跡から炎が上がる。

○2008年、嶋と太牙。
「食事でもしながら話そうと思ったが、君は何も食べないことを思い出してね。
昔からそうだった。私が与えるものは、ことごとく拒む」
「口に合わなかったんですよ、あなたがくれるものは。あらゆる意味において」
深央は食事するので、ファンガイアでも食べられないわけではないようですが。
自分なりに愛情を注いだつもりだと言う嶋と、モルモットのように観察してい
ただけと言う太牙。
嶋の用件の本題は、キバを倒すためにとを組もうというもの。
「やっぱりあなたは僕のことをわかっていない。渡は僕の弟だ。僕がもらう。
僕が渡を愛してやるんだ」モテモテです、渡くん。

○紅家。
外から渡を呼ぶ静香だが、門扉には太い鎖と南京錠、有刺鉄線まで。
やってきた名護も呼びかけるが、渡は薄暗い室内で作業。「うるさい・・・」

○青空会ジム。
とつぜんのクビに抗議する健吾。
「キバをとり逃がした責任を取ってもらう。やはりイクサは名護君に任せたほ
うが良さそうだ」なんでそーなる。健吾でなくても納得しがたいぞ。いやまあ、
オープニングのイクサはずっと名護ですが。
俺の強さを証明してやる、と出ていく健吾。

◇1986年、霧の中。
逃げるモンスターズだが、キングの手中。これまでと観念した3人に、絶滅へ
の一本道を延ばすことはできると告げる。すなわち、音也を殺せと。

○2008年。
シームーン・ファンガイアが暴れている。“海月”の直訳ね。
駆けつけた健吾、イクサに変身。「俺は強い!」
一気に攻勢に出て、とどめというところで、ビショップ登場。
「あなたはうるさい虫けらと同じだ。ひねりつぶしてやるよ」アゲハちゃんに
変化。
クラゲを一蹴してアゲハに向かっていくイクサだが、苦戦。
そこに名護が到着。

ブラッディ・ローズもキバットの呼びかけも拒絶する渡。かかってきた電話も
投げ捨てるが、名護からと見てとってキバットが受ける。
『渡くん、来てくれ。健吾が危ない!君の力が必要だ!』

金粉攻撃に倒れる健吾。イクサ・ナックルを踏みにじるアゲハに名護がタック
ル。踏みつけにされるが、「今にわかる。イクサの力はこんなものではないっ」
健吾にとどめを刺さんとした剣が、寸前でザンバット・ソードに止められる。
逃げるアゲハ。
「信じてたぞ。やっぱり君は俺が思ってたとおりの男だ」
だが渡は、戦うのはこれが最後と言う。ファンガイアの力のせいで、関わった
人を傷つけてしまう。だから、二度とこの世界と関わりを持たないと。
これまでの礼と、恵への謝罪を最後に、渡は去っていった。
うつむく名護の目が、転がったままのイクサ・ナックルにとまる。

○紅家。
キバットとタツロットを籠に閉じ込め、ブラッディ・ローズも布に包んで縛る。
「ごめん。もう二度と変身しないためなんだ」

○マル・ダムール。
恵に語りかける名護。「どんな深い夜にあっても、やがて太陽は昇る。どんな
に固い蕾でも、やがて花となって咲き誇る。雲がどんなに厚くても、その向こ
うには星がある。どんなにまずい食い物も、やがて血となり肉となる」最後だ
けちょっと質が違うような・・・
急に渡をかばう理由を聞かれると、「野獣の、勘だ」

○紅家。
門の様子に恵も呆然。静香は泣いている。名護が有刺鉄線を切り、突入。
玄関のドアノブには電流が流され、工房に入ると丸太が襲い、その他諸々、よ
くそんな元気があるなというぐらいトラップだらけ。

渡は風呂場で縮こまって耳をふさいでいた。

◇1986年。
また出会うゆりと真夜。
イクサに変身。

○2008年。
暴れるクラゲの前に、名護が登場。
「魑魅魍魎跋扈する、この地獄変。名護啓介はここにいる」『レ・ディ・ー』
「イクサ、爆現!」

◇1986年。
真夜はイクサをかわすだけ。「あなたを殺したくないの」
ふざけるな!と叫ぶが、あっさりと変身解除。

○2008年。
クラゲと戦うイクサのところに、ビショップ。
「イクサ、見せてもらおうか、本当の力を」

縛られていても鳴るブラッディ・ローズ。
耳をふさぐ渡。

クラゲとアゲハ、2体相手でも健闘していたイクサだが、さらに太牙が来た。
「人間の分際で、ファンガイアに歯向かいし者。王の判決を言い渡す。死だ」

《僕は行かない。行かないんだ!》

サガの必殺技を受けるイクサ。

光が差して、顔を上げる渡。幼いころの姿と重なり・・・

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★☆★ この世に正義がある限り、悪もなくなることはない:-) ★☆★

  小路 真木子(SHOJI Makiko)   shoji@kyoto-econ.ac.jp