その米国の指定解除と、日本の経済制裁は、別。
 その日米のシナリオが読めない北朝鮮は、哀れ。

"村上新八" <shinpa@cronos.ocn.ne.jp> wrote in message news:gcu4hp$h00$1@news-est.ocn.ad.jp...
>  アメリカは、北朝鮮の核計画申告もその検証も曖昧なままで、日本に対して何らの挨拶もなく、テロ指定国家の解除に踏み切った。
> アメリカは日本の不満を気にして「拉致問題は決して忘れない」と繰り返しているが、記憶だけしていてもらっても屁のつっパリにもならないのだ。 
>      この指定解除は、テロ支援ていないこと、将来もしないことの二つが条件だが、拉致という名のテロ問題の未解決という事実は、この条件を満たしてはいないことを意味するのだ。 日本外務省は、最後まで、「そんなことはあり得ない」「誤報である」と日米の信頼関係を信じ切っていた、と言うのだから、何と人がよいのか、馬鹿なのか、外交的には完敗であると言わざるを得ない。 「ごね徳」外交で、テロ支援国家の解除をもぎとり、日米間の溝を作り、拉致問題に蓋をする確率を高めることで、大勝利したのは北朝鮮だけである。奴等は、これに味をしめて、日本を悪者にしながら、益々勝手なことをやり始めるのは明らかだ。 ライスは、これで6者協議が継続される、と言うが、中身のない継続では、北朝鮮の食糧、エネルギ−の要求に振り回されるだけである。 これで、中身のないまま検証を続けても意味はない。 ブッシュは史上最低の大統領の実績をまた一つ積み重ねたことになるだけである。 村上新八