tオルメルト発言はイスラエル政治家の本音だ
汚職疑惑で首相を辞任し、次の首相が決まるまでのつなぎ役であっても、イスラエルの首相の発言の意味は大きい。
その発言とは「われわれは東エルサレムを含むパレスチナ全土とゴラン高原からすべて撤退すべきだ」と言った言葉だ。
いままで、こんな発言をしたイスラエルの政治家はいないし、それがススラエルの殆どの政治家の本音だと思うからである。それこそが、中東和平のαでありωだからだ。
「そんな信念があったら、何故首相在任中に国民の説得に動かなかったのか、それが政治家のずるさだ」と言う人がいるが、辞めるときに「本音はこうだったのだ」と、置き土産を言うのは、黙ってやめるよりも遥かに立派て゛責任ある行為だと思う。
首相在任中はも世論に阿り、押されて言えなかったが、本音はこうだったのだ、和平への道はこれしかないのだ、ということを告白したことになるからだ。
イスラエル人はよく耳をかっぽじって傾聴すべき言葉である。
村上新八
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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