アソウもアソウ政権もアソウ自民幹部も間もなく錯乱状態に陥る。

自民は、霞ヶ関の役人が自分達の手下であるかのように、
野党への資料提出につき、自民国対の事前承認令を文書で通達し、
あらたな火種が急浮上した。

かと思えば、自民の郵政造反組が「郵政研究会」を立ち上げ、
これには野田聖子ダイジンも参加、コイズミカイカクはますます窮地に。
そうなれば小池百合子一派が浮き足立ち、何かやらないと気が済まない。
他方、民主の女性参議員22名がキャラバン隊を組み、
27名の女性民主衆院候補予定者の応援のために駆けめぐるという。

自民国対が諸問題の追求を恐れ、補正予算審議を二日間だけにしたい、
と主張すれば、民主はOKしてもよいが解散が条件、と主張。
自民は解散は厭だという。
民主はそれなら補正もじっくり審議すべきだという。

自民内の各派閥の領袖らにも異見が飛び交う。
アソウ人気の賞味期限が切れないうちに解散だ、というのもいれば、
今の状態ではうちの子分の何人かが危ないからそれは厭だという。

前回の参院選で民主に投票した人が自民に回帰する見込みはないし、
むしろ自民から民主へ転ずる人が多いかも知れない……と不安が広がる。

解散を延ばそうものなら、かつての公明党最高級幹部矢野絢也を国会に招致し、
全国に散らばる幾百もの「創価学会会館」が選挙運動の母体となっている、
という証言を引き出そうと、民主は手ぐすね引いて待ち構えている。
憲法上の政教分離則抵触は勿論、宗教施設として課税を免れている、
そうした脱法状況が国民の目の前にさらけだされるなんて、
公明にとっては破局を招かないとも限らない最も厭なケースだ。

アソウはぼやく、「四面はすでに楚歌、公明や、公明や、汝をいかんせん」