議員世襲候補は親父の選挙区から立つな
改革を唱えながら、総選挙直前に、「親ばかをご容赦願いたい」と、次男を自分の後継者に指名して引退した小泉の行為は、少なくとも小泉好みの「改革」とは言えない。
議員は、公職であり、これを世襲させることは封建思想であり、非民主的な行為だからである。
世襲に息子を立てても、選挙するはは投票者だから、非民主的とは言えない、と小泉は詭弁を弄するであろう が、確固とした地盤、看板、カバンをそっくり引き継がせるのだから、封建慣習、非民主的であることは明白である。
政治家として優れたDNAを持っているから、と言うなら、地盤、看板のない全く別の選挙区から立たせるくらいの配慮が必要であろう。
それでも、親の七光りは4分くらいは残るであろうが、親の地盤でやるよりも、はるかにまともであろう。それは、政治家としての見識の問題である。
そうでもしないと、日本は世襲議員国家になってしまう。こんな国は民主主義国家とは言えない。
村上新八
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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