戦後６３年もの間、この日本に居座り続け、
沖縄を始め、日本のあちこちを我が物顔で割拠し、
米本国の住民が厭がる戦闘爆撃機の轟音を連日日本の国土に撒き散らし、
この神聖な日本を侵略基地として随時敵国へ出撃する。

米軍による被害の補償金を日本政府に支払わせ、
毎年、数千億円ものカネを日本に貢がせ、
あまつさえグアムの米軍人家族のための住宅建設費など、
在日米軍再編に伴う３兆円もの拠出を日本に約束させた。

軍人の地位を利用してピザなしに日本に土足で入国しては
日本国内を我が物顔で自由に闊歩する。そして今後、
永久にこの日本に居座ろうとする、それがアメリカだ。

わが国海上自衛隊の護衛艦が油不足で演習さえままならぬというのに、
米艦には湯水の如く油を呉れてやるちゅう総裁候補が次期防衛大臣かい。

日本はアメリカにとって、世界侵略の最前線基地であり、
従って開戦劈頭の囮であり、巨額の貢納国であり、保養地であり、
どんな言いつけにも従う忠実な従属国である。

これを“売国”といわずして何というか。嗚呼、哀れなるかな、
お人好しでへつらいがお得意なヤマト民族のなれの果て……
数十年続いた売国政治はもうやめて貰おう。

ついでに、米国の高官らが“イラクに百年駐留する”と豪語するのは、
ジャパンでのそうしたおいしい経験を目のあたりにしているからだ。
原爆などであれだけ日本人を痛めつけても、ほらナ見ろ、みんな
アメリカ、アメリカって寄ってくるじゃないか、
イラク人だってなんだかんだいってもそのうち親米になるよ、
と、アメリカ人はそんなふうに高をくくっていることだろう。

断っておくが俺は“反米”ではない。しかし嫌米ではある。