そもそも日本企業が受注するという権柄こそ、賄賂要求の根本原因。
 本国の政治家や官僚に対する御礼も、必ず、あったと推察するべき。

"村上新八" <shinpa@cronos.ocn.ne.jp> wrote in message news:g7aqjd$bo4$1@news-est.ocn.ad.jp...
>  建設コンサルタントの大手、「パシフイック・コンサルタンツ・インタ−ナショナル」(PCI)が、日本のODAによるベトナムの道路建設工事をめぐってホ−チミン市の部長に3億円もの贈賄をおこなった容疑で前社長が逮捕された。
>  ベトナムの一人当たり年間平均所得は約8万円というから大変な額である。
>  これは相手側から工事費の10%−15%を目安に賄賂を要求され、それに応じたものだという。
>  後進国では、ベトナムに限らず、政治家や官僚に対する賄賂はどこでも常識化している。「常識」というのは当たり前のこととして、受注手続きに組み込まれてしまっいている、ということだ。
>  ベトナムの高官に渡ったこのカネは、役所内で全員に分配される、というのだから、組織ぐるみというよりも、完全に制度化された収賄システムになっているのだ。
>  それは、ベトナム官僚の給与が低いからだ、という説もあるが、それとは関係ないことである。
>  今後は、こういうことが露見したら、その国に対するODAは撤回し、今後のODAも打ち切るように、国際ル−ルででも決めるしか対策はあるまい。 
> 
>  村上新八