いきなりはじまるクイーンの RadioGaGa 、なんかラジオ番組のテー
マ違いませんかと思う間もなく誰かが喋りだす。
でもなんか聞き慣れない別の声

さくら「それでは『FJジョーク放送』をはじめます
 司会は『姫ちゃん』役の水野夢絵17歳です(←オイオイ)
 の代理のさくらと」

ほくなん「えっ、あ、はい『ほくなん』役のほくなんです」

ほくなんのなにか言いたそうな視線を感じてさくらが詰め寄る。

さくら「なにか?」

ほくなん「あっ、いや、水野さんが相手じゃなかったんだ」

さくら「わたしで何か不満でも?」

ほくなん「いやいや、あの水野さんはどうしちゃったのかなぁ〜
 なんて思ってね」

さくら「≪17歳≫は今夏休みを取って傷心旅行の真っ最中だ」

ほくなん「しょ傷心旅行って、」

さくら「なにも聞くな
 所詮機械のわたしには人間の気持ちはわからない」

ほくなん「さくらちゃんって人間じゃない…の?」

さくら「そうだ、わたしは水野夢絵が世界征服の野望のため
 ひそかに作られた人造人格『CC・さくら』なのだ」

ほくなん「ああ、せっかく生身の女性とひさしぶりに
 会話できるとおもってたのに……」

さくら「おまえ、いま何か言ったか!!!」

ほくなん「い、いえ」

さくら「女だったらだれでもよかったのにとか!!!」

ほくなん「言ってません、言ってません」

さくら「スタンド使いみたいな水野夢絵でも
 一応生きてる女だから、まあいいやとか!!!」

ほくなん「どういう脚色?
 言ってないから、そんなこと一言も言ってないんだから」

さくら「ふっ、まあ≪17歳≫が帰ってきたら伝えておこう」

ほくなん「さ、さくらちゃん(とにかく話題を変えよう)
 ほらほらお便りを読まなくっちゃね」

さくら「なるほど尤もな意見、それでは
 沖縄にお住まいの河野真治さんからのお便り
  
  >>
 >> どうせ、誰も見てないしな〜
  >>

 なるほど、これまた至極尤もなご意見
 それではこんな番組無理して代役を立ててまでする必要もなし、
 この放送はここでおしまいです」

ほくなん「えっ、もう終わるの?
 司会は『ほくなん』役のほくなんと」

さくら「『姫ちゃん』役の≪17歳≫の代理
 CC・さくらがお送りいたしました」

ほくなん「あのさ、さくらちゃん…」
ほくなんの言葉が終わる前にエンドタイトルもなくいきなり音声が
きれて雑音すら聞こえなくなった。

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のりたま@ガソリンがまた上がった
     だれでもいいからあの貧乏神福田政権を倒せ