真木子です。
『ヒーローエナジー』とかいう雑誌が出ているのを発見。
『ヒーローヴィジョン』のパクリにしか見えませんが、微妙にダサい気も。


第26話「メトロノーム = 記憶のキセキ」
等号の後に数字を書いてテンポを表すんですが、数字抜きだと意味不明。

◇1986年。
記憶喪失の音也、ゆりを名乗る真夜にしがみつく。「助けてくれ、ゆり」

本物のゆりは、待ちぼうけ。

○2008年。
深央のことを気にして悄然と歩く渡。

そのころ深央は、またビショップの説得を受ける。
騙していたことを指摘しても、あなたのためですよと平然。
「私には・・・人を愛したということが、そんなに大きな罪とは思えません」
「このままでは裏切り者として、あなたが処刑されますよ。いずれあなたの前
に新しいキングが現れます。その時までにあなたは完全なクイーンとなってな
ければならない。ご自身の運命を受け容れてください」

○青空会ジム。
イクサを奪われた失態も、名護は恵のせいに。
「君はいつもそうだ。なぜ自分の非を認めない。なぜ自分の弱さと向き合おう
としない!」
こままでは新しいイクサを預けるのは無理だと言って去る嶋。

○深央を捜している恵。
それを見ている不審者(笑)。
「恵、恵、やっぱりおまえは最高だぁ♪」
「なにをしているのです?」
ビショップが来た。変態男と鮫男にクイーン抹殺を頼んだのも、こいつらしい。
実際は、捨て駒というか生贄だよなあ。
「クイーン、必ず目覚めさせてみせます。それがチェックメイトフォーのビショ
ップたる私の務め」

◇1986年。
「教えてくれ。俺はどんなふうにおまえを愛してたんだ?」
「あせらないで。あなたらしく私を愛してくれれば、それでいいの」
そこにルーク登場。真夜は音也を逃がしてから、ルークを止める。
「いま面白いことになってるの。もしかしたらわかるかもしれないわ、愛とい
うものの秘密が」

○2008年。
とあるカップルの前に、厳しい顔で現れる深央。女を背にかばう男に向けて左
手をかざすが、女だけは許してくれと言われ、手をおろす。「行ってください」
だが、走り出したカップルの前にビショップが。
「教えてさしあげましょう、クイーンの仕事のやりかたを」
左手の甲に紋章が現れ、水色の光が皆を吹っ飛ばす。

○紅家。
「渡さん、助けて・・・」
倒れる深央。

◇1986年。
真夜が音也のバイオリンを持ってきた。
記憶がなくても、演奏はいつものとおり。

○2008年。
深央をベッドに寝かせ、渡はバイオリンを聞かせる。

◇1986年。
《わかった。俺がおまえのために、その指輪を見つけてやろう》
「思い出した。おまえとの約束」

○2008年。
深央が目を覚ました。
「深央さん、僕、強くなります。深央さんを護れるくらい、強く」
「・・・ありがとうございます」
渡が水を持って戻ってくると、もういない。

◇1986年、さいはま。
海に入っていく音也。
「不思議な生き物ね、人間って」
そこに音也を捜してゆりが来た。
「いるわけないか・・・。どこにいるの、音也」
「もしかして、あなたがゆりさん?」

○2008年。
深央を捜している渡。

深央の前に、蜘蛛らしく糸矢登場。

見ているビショップ。「さあ見せてください、クイーン。あなたの本当の力を」

「逃げて、深央ちゃん!」
恵の声に、糸矢豹変。「めぐみっ。会いたかったぞぉ〜♪」
駆けてきた名護が殴りかかる。「俺のイクサを返せ」
「これかな、返して欲しいのは」『レ・ディ・ー』「へんっしんっ!」『フィ・
ス・ト・オ・ン』

◇1986年。
「ねえ、教えて。人を愛するって、どういうこと?教えて。人に愛されるって、
どういうこと」
「人は・・・愛することで今日を生きる。愛されることで、明日を生きる」
その時、音也がいったん浮上し、また潜っていった。気づいて駆けていくゆり。

音也が目を覚ますと、ゆりの顔が。
「音也、あたしがわかる?」
「運命の女を忘れるわけないだろう・・・ゆり」
音也は手を開いて、指輪を見せる。
抱きつくゆり。

「人間って、ほんと面白い生き物だわ」

○イクサに一方的にやられる名護。
「やめて!わかったわ、あなたの強さ」
「そぉ〜〜だ。俺は誰よりも強〜〜〜い♪」
「強い男は、いい女を手に入れるものよ。あたし、強い男ってだ〜い好き」
おねがい、と唇を指す恵。
変態男が変身を解いて顔を近づけると、金的蹴り。固まったところでイクサ・
ナックルとベルトを奪って後ろに投げ、さらに回し蹴り。
「ごめんなさい、あたし、あなたタイプじゃないの」
その間に名護がイクサに変身。
「その命、神に返しなさい」
形勢逆転で殴る蹴る。糸矢は逃げた。

深央を捜している渡。
ふらふらと現れる深央。
さらに、逃げてきた糸矢。
深央を見て、「おまえのせいだっ」と蜘蛛男に変化。
深央がいるので変身できない渡、痛めつけられて気絶。
「渡さん!やめてっ!・・・やめなさい」
左手に紋章が現れ、紫の闇に包まれる深央。
蜘蛛男は渡を川に投げ落とし、あとずさる。
走って逃げた先に、キバがいた。
「許さない。深央さんは、僕が護る」
さっさとタツロットを呼んでエンペラー・フォームに変身。
今回はガルル・フィーバー。ロケット噴射で上昇?!
ぶった切って終わり。

○青空会ジム。
「どうした。泣いてるのか」
「嶋さん・・・。今回イクサを奪われたのは、私の責任です。私が未熟だから、
弱いから・・・」
イクサ・ナックルを差し出すが、嶋はその必要はないと言う。
「それでいいんだ。自分の弱さを自覚したいま、君は本物になった。イクサを
持つにふさわしい男にな」
うつむいたまま、顔をゆがめる名護。

○まだ生きてた糸矢。
ボロボロになりながら、ハートマークだらけの恵の写真を取り出して見つめる。
「恵・・・もうちょっとでチューできたのに」
目を上げると、深央がいた。
「あなた、人間の女を愛してたのね。あなたの・・・夜が来る」
闇に包まれ、赤い月の下、ついに糸矢も砕け散った。


☆おまけ
デンライナー(だから違うって)の行き先は、魔界城ではなく魔剣城であった。
確かに紛らわしい。


来週は、関西地区は高校野球で休みの予定です。
まだ確認していませんが、今年は2回休みになるかも。

私の投稿を待つか、代わりに投稿するかはご自由に。

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★☆★ この世に正義がある限り、悪もなくなることはない:-) ★☆★

  小路 真木子(SHOJI Makiko)   shoji@kyoto-econ.ac.jp