教員採用や校長、教頭までカネが動くとは
大分県の教員採用や校長、教頭の登用まで、賄賂で左右されていた疑惑事件が起きた。言語道断であるとしか言いようがない。
学校というのは、私立の場合には、昔からコネの社会であった。コネの有無や寄付金の額が入学を左右していた、という慣習があった。が、今度の事件はそれとは異質なものである。
公立学校であることと、教員の問題だからであるというだけでなく、贈賄側も教頭や校長であったからである。
教員も人間だが、少なくとも生徒にとっては、人間的、倫理的にも模範とならねばならない存在だからである。
そんな先生の言うことなぞ、生徒全員が聞かなくなっても当然の話である。
この事件を学校側は、生徒にどう説明するか、困惑しているという。よ-く分かる。
こんな事件は「反面教師」にもならないのだから。
村上新八
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
GnuPG Key ID = ECC8A735
GnuPG Key fingerprint = 9BE6 B9E9 55A5 A499 CD51 946E 9BDC 7870 ECC8 A735