高齢者は天引きに怒っているとか言いますけど
それは別に天引きのシステムそのものに
怒ってるわけじゃありませんよね?

要は、今まで取られていなかったのに急に天引き
されて年金が減額されたことに怒ってるわけでしょ!

そこらへんをどうしてわからないんですかね、自民党は。

どういうわけか”天引きのシステム”に怒ってると頓珍漢な
捉え方をして、本質を全く汲み取る能力が決定的に欠けてます。

怒りの大多数は、ただでさえ少ない年金からさらに取られてしまった
ことへの怒りでしょう。一方で高額所得者になるほど負担は軽くなって
いるとのこと。

どういうわけなんですかね?逆だろが!!#

こういった線引きをするのでなく、単純に高額所得者ほど負担を
増やすようにすれば良いだけの話じゃないのか?

なんでそういう区分けができないのかね?

やはり、こういう制度を作ってる連中が高所得者だからなんだろうな。
だから自分たちに有利なように制度設計してしまう。

低所得者の声を代表しているような政党が政権に参画しないと
絶対に社会保障制度は機能しませんね。相互扶助の精神の薄い
ケチケチ高所得者の無駄金をいかに多くの人に還元するかを
考えることのできる人が政権運営しないと多くの国民は不幸に
なるばかりです。

自民党の2世3世のお坊ちゃんじゃ官僚の作ったお手盛りの政策
におんぶにだっこで何にもなりません。後期高齢者制度がその典型
じゃないですか。

「官僚の説明ではそんなはずじゃなかった」

なんて言ってるほど官僚さんに任せっ切りで自分たちでは何も
ものを考えてはいなかったことをチルドレンたちは図らずも
露呈してしまいました。それでもって強行採決してたんですから
何が議会制民主主義なんだか聞いて呆れます。

議論をしない、あるいはできないような頭しかないチルドレンは
歳費の無駄ですから早く消えてもらいたいものですが、国政の
最大の抵抗勢力である自民党が今解散しちゃうと不利だからと
無駄に時間稼ぎして国民の意思と反対の政策を取り続けて
いるんでどうしようもありません。

それならそれで野党は来年までの時間を次期政権でする政策を
煮詰めることに全エネルギーを費やすべきでしょう。どんなに
自民党が先延ばししようが高が1年程度ですからそんなもの
あっという間です。

今解散して野党が政権獲ったとしてもすぐにボロが出てしまって
お互いに仲違いが始まって混乱するよりも、もう政権交代は
確実なんですから政権交代した後の政権運営のための枠組み
であるとか政策の詰めであるとか野党間の政策協議であるとか
実際に政権が回ってきた際に仲違いが起こらないような仕組みを
作っておくことのほうが大切なんじゃないですかね。

もう自民党なんてどうでもいいですし政権交代してしばらくすれば
自ら分解してしまうでしょう。それよりも彼らから政権を奪還して
から根本的な改革をどうするのか、国民にわかりやすいビジョンを
検討すべきです。

今すぐ示せとは言いませんが、少なくとも1年後にはきちんと示せる
ようにしておくべきです。

生活者の視点に立って社会保障制度を蘇らせることのできる
根本的な仕組みを政策に盛り込んでもらいたいものです。

基本は

1、株主還元から従業員への還元へ
2、高額所得者への相応の負担

これだけでも大きく変わります。

生かしきれていないい国内のリソースを有効活用することを
是非次期政権には求めたいです。