http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091208-00000780-yom-sci
には、50年以上に亘って、京大で飼育されてきたショウジョウバエ群1400世代の「
進化」についての実験結果が出た、という記事が。暗室で飼い続けると、全身の感
覚毛が約10%伸び、嗅覚が発達するとともに、互いをフェロモンの違いで察知して
繁殖し、通常のショウジョウバエとはほとんど交尾しなくなった、という変化が現
れたそうで。遺伝子にも変化が現れていることが確認されたそうですが、こういう
地味だけど根気強く進化過程の一端を実験的に明らかにする研究というのは、実に
学問的に意義深いですね。どっかの仕分け人だったら、「そんなことは役立たない
ので即中止!」とか言い放つかもしれないな。何らかの外部資金は取ってこられた
のかとも思いますが……
 何にせよ、こういった長いスパンで研究を続けてこられたスタッフの方々、特に
最初に仕事を始められた森教授(2007年に亡くなられたそうですが)に賞賛を送り
ます。

 一方、
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091209-00000011-maip-soci
にある先祖返りしたイルカの繁殖計画は、どういう成果をもたらすのかなあ。 
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\\           …   佐脇貴幸
 \☆  /\/\   ・ ・  fx_sawaki@yahoo.co.jp
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