27日衆院山口県補選で民主党の平岡氏が圧勝した。
 小泉政権が郵政民営化を謳った劇場選挙で国民から騙し取った衆院2/3の多数を背景に、強行採決した悪法「後期高齢者医療制度」に対する選挙民の一斉反発が示されたものと思う。
 このままでは、年内にも実施されるとみられている総選挙では自民党が惨敗することは必至であろう。
 自民党は、たかが山口の補選じゃないか、とたかを括った振りをするだろうが、自民、公明、民主とも党首はじめ幹部総動員で戦った選挙であり、来るべき総選挙の前哨戦として、これに敗れた意味は大きい。
 小泉が言った「抵抗勢力」はいまや全国民へと広がったのである。
 かくて、自民党はぶっ壊れることになろ。小泉の「自民党をぶっ壊す」という公約は、はからずも、小泉が創った悪法によって、今実現したのである。
 小泉よ、政治家引退の時期だよ。
 村上新八