雀蜂の巣を叩き壊した米軍は逃げ出せない
イラク派遣米軍総司令官のペトレイアス将軍が、アルカイダ相手のテロ戦と宗派間の内戦という二重の任務に悪戦苦闘しているという。
「米軍が撤退したら、いままでの成果が水泡に帰す」と言っている。成果といえるものがあるとも思わないが、米軍が撤退したら、かってのアフガンよのもひどい内戦が始まることは確かであろう。イラクには石油という厄介な利権があるからだ。
しかし、イラクという雀蜂の巣を叩き壊したのは米国なのだから当然の自業自得だ。すべての責任はブッシュにある。
イラクでの治安回復の道は、一つしかない、イスラム教の指導者同士が宗派間の対立と殺し合いを止める話をまとめて、アルカイダを国外に追放することだ。
イスラムの教えには、宗派が違っても、同じイスラミアン同士で殺し合いをしろ、とは書いてはいないはずだ。
村上新八
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
GnuPG Key ID = ECC8A735
GnuPG Key fingerprint = 9BE6 B9E9 55A5 A499 CD51 946E 9BDC 7870 ECC8 A735