かってのの日本は日韓合併をして、創氏改名や日本語教育をやって朝鮮人の日本化を図ろうとしたが、中国はチベットに対して同じようなことをやっているのだ。
 税金の優遇措置なとで漢族を多数移住させ、商売に長けた漢族がチベットの経済を支配し、商店でも8割以上が漢族の経営する商店だと言われる。
 また、漢族がチベット人を「蔵蛮子(7野蛮なチベット人)」と呼んで蔑視しているのもかっての日本人の朝鮮人に対する態度と同じである。
 これはチベット人と文化にたいする「民族漢化」政策であり、これが逆にチベット人に危機感を持たせ、民族の独立への希求意識を煽ることになっているのだ。ここに基本的な誤りがあると思う。
 中国は、これに気付いてダライラマの復帰と、漢族移住の制限、チベット自治の大幅な拡大を図るべきである。
 村上新八