石油価格が上昇すれば倒産が急増し不況が来る
投機的な部分も多分にしてありますが、例え投機が原因で
石油価格が上昇しているにしてもそれによって多くの商品価格
が上昇してしまいますから価格に転嫁できない企業は資金繰りが
悪化して倒産が急増するのは必至です。
倒産が急増すれば失業者が増加するのも必至。アメリカでは
それが現に起こっている。
こうなってくると景気は否応なく後退局面入ってしまいます。
多分、物価の急激な上昇で資金繰りの悪化している企業は
国内にも多数あるのではないかと想像します。石油が1バレル
100ドルを突破して未だに100ドルを割ってませんから
この状態が続けば確実に倒産件数は増えるでしょう。
石油依存の体質を早い段階から転換する必要があります。
石油の需要を減らすためには中国やその他の新興国での
原子力発電を増やしたりガソリン車を規制する国際的な
取り決めを作って石油の需要を減らす方向に行かないと
本質的には解決できないと思います。
石油需要の大幅な削減を具体的な政策でもってサミット等で
国際協調の下、取り決めたら価格も逓減していくのではないか
と思います。
それは温室効果ガスの排出規制にも資するわけですから
一石二鳥なわけで是非日本がリーダーシップを持って
実効的な環境政策を国際協調の下に取り組んでもらいたい
ものです。
そのためには日本もガソリン車からその他の燃料車への
誘導を税制的にもしないとダメです。ガソリン車を徐々に
規制する形で燃料電池自動車への転換を促進すべく
政策的な誘導を行うべき。
日本は各国に先立って率先してやるべきことです!
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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