注射器で混入と思っていたんでプロの仕業かと思ってましたが
完全密封された中からもメタミドホスが出てきたということと
プロの仕業なら必ず犯行声明なり何なりを出して自分たちの
政治的立場を表明するだろうことからプロの可能性は
少なくなってきたようですね。

とすると、工場労働者の解雇に対する逆恨みから来た
可能性がどうやら高くなってきたようです。

実際、解雇された人間は特定されていますしその中で
犯行時に働いていた人間となるとさらに絞り込まれて
来るでしょうから、容疑者が炙り出されるのも時間の
問題でしょう。

しかし、中国での労働争議の煽りのお陰で自分たちの
食に対する意識を新たにしてくれたことは、ある種
これを糧にして食品安全保障に対する免疫を作る
のにも役立ちますね。

中国という国は政治的な国ですから日本人の食卓を
完全に支配してしまえば自分たちの要求ある程度
ゴリ押しできてしまう可能性もあったわけで、それに
今回の件で気づいたことは不幸中の幸いだと思います。

そういう意味でも自給率を高めることに対してお金を
払うことは食品安全保障の意味でも重要なことだと
思います。